最近の若い世代は結婚に対して良いイメージがなく、未婚の人も増えています。「そろそろいい年だから結婚しなければ」というような意識も薄れているようです。若い人の言い分としては「貯金がないから」「お金の自由がなくなるから」「一生お金に苦労しそうだから」などと特に不景気ゆえの理由が目立ちます。もし特定の相手もおらず、兄弟がすでに結婚して子どももおり跡取りも十分など、家族の状況がそれを許すならそれでももちろんいいでしょう。しかし、特定の交際相手がいるのにずるずると関係をひっぱると、「子どもが欲しかったのに産めない年齢になってしまった」などということも起こり得ます。
慎重なのはいいことですが、勢いで決心するのも大切です。籍を入れることでお金のやり取りなど法的な手続きが簡単になることもありますし、配偶者控除で税金を安く抑えることもできるようになります。お金がかかるばかりではなく得になる点もあるのでしっかり学んで生かすといいでしょう。それにうまく役割分担をすることでお互いに仕事と家事が楽になることもあります。それに子どもを産み育てたい場合には婚姻関係にないと何かと不利ですし、子どものためにも不都合が多いので気をつけてあげましょう。